取扱事件:交通事故
交通事故を起こした方も、起こされた方も、そのご家族も、大変な苦労があります。いずれのお立場でも、弁護士に相談してください。


自動車を運転していて、交差点に入ったところ、右から来た自動車と衝突しました。私の車も、相手の車も破損し、私もけがをしました。
交通事故ははじめてですが、どうすればよいのでしょうか?
とにかく、まず、警察に連絡することです。道路交通法72条では、単なる物損事故でも人損事故でも事故の届け出をすることになっています。
この届け出をしておかなければ、道交法違反というだけでなく、交通事故証明書が出ず、保険請求手続きができないなどの不利益があります。 
さらに、けがの状況にもよりますが、可能ならば、現場の状況を写真にとるなど、事故状況の確認をしておくことも必要です。
お互いの名前や住所、電話番号を交換しておくことも忘れないようにしましょう。
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交通事故でけがをしたので、加害者の任意保険で治療費を払ってもらえると思っていたら、任意保険に入っていないようです。
この場合、健康保険を使うことはできますか?
交通事故による傷病の治療も、健康保険で治療することができます。


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けがの治療を続けてきました。加害者の任意保険会社が治療費を払ってくれていたのですが、今月で打ち切ると言い出しました。さらに、一方的に示談額を通知してきました。どうしたらようでしょうか?
主治医によく相談し、症状固定となっているか聞いてください。症状固定ならば、後遺障害の等級が何級かの審査手続きを申し込みます。後遺障害の等級も決まれば、あなたの損害を算定し、加害者の任意保険会社と交渉することになります。
くれぐれも、任意保険会社の一方的な通知に乗せられないようにしてください。
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死亡事故を起こしてしまいました。どうなるのでしょうか?

逮捕されたら、すぐに弁護士を呼んでください。「刑事当番弁護士制度」と言って、身柄を拘束された人が、1回だけですが弁護士に来てもらって無料相談ができる制度があります。
そして、できるだけ早く、弁護士を依頼するべきでしょう。あなたの任意保険会社と相談しながら示談を進めたり、刑事手続きにおいてあなたの言い分を捜査側に伝えたりします。
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